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2006年4月11日 (火)

前蹴りを使わないならブアカーオのMAX優勝はない。

「なぜ前蹴りを使わない? 」
2006年4月5日、K-1MAXで以下の試合を見てそう思った。

第6試合 トーナメント開幕戦 3分3R(延長1R)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム/MAX '04 世界大会優勝)
×ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/スティーブズジム)
4R 判定2-1 (御座岡9-10/大成10-9/シャルウィー10-9)
3R 判定0-0 (御座岡29-29/大成29-29/シャルウィー29-29)

K-1WORLD MAX2004に初出場し、優勝をさらっていったブアカーオ。その攻撃と防御の要となっていたのが、前蹴りだった。前蹴りでリズムと距離を支配していたからこそ、左右のミドルも、膝蹴りも生きたのである。
 しかし、首相撲に対する規制が強くなった翌年2005年2月K-1WORLD MAX2005ジャパントーナメントでアルバート・クラウスと対戦したブアカーオは一変して前蹴りを使わなくなっていた。その結果2R、蹴りを戻し、足が揃った瞬間にクラウスの右フックを受け、膝をついてしまう。フラッシュダウンだったが、これで試合は延長戦にもつれ込み、結局、延長戦判定2-1でクラウスに勝利を奪われたのである。
 それなのに、この日のカラコダ戦でもまったく前蹴りを使わないのである。
 首相撲が許されているならば、前蹴りなしでも楽勝かもしれないが、事情は違う。K-1は2006年に入って「膠着を誘発するつかみ」に対する規制がさらに厳しくなっているのである。国際式ボクシングで鳴らしたカラコダに対して、前蹴りを使わないならば「勝ちに徹していない」との非難は免れない。
 ブアカーオはつかまない膝蹴りとミドル、時にはパンチで打ち合いながら延長判定2-1で勝ったが、決勝トーナメントでも前蹴りを使わないならば、優勝することはできないだろう。

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コメント

ブアの前蹴り!

仰るとおりですね、顔面、アゴ、そして唇をめくり上げて出血させる唇前蹴り、足親指で眼球を突っつく前蹴りetcなど、以前からタイ人のエゲツナイ前蹴りは背筋が凍るほど見てきました。

ラジャサックは今でもアゴを突き上げる前蹴り、それも相手のノド仏に突き上げる前蹴りを教えてくれます。

K-1が首相撲、ヒジ撃ちを禁止するなら、ムエタイ系は"必殺の前蹴り"を使うべきです。

投稿: 中村 | 2006年4月20日 (木) 07時30分

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