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2007年4月27日 (金)

百鬼夜行は動物説

河童の正体はカワウソであると考えている。実際に生きているカワウソを見たり、写真を見るにつけ、その確信は深まるばかりだ。現実にニホンカワウソの絶滅が伝えられるようになってから、ぱったりと河童目撃談は絶えている。
 百鬼夜行の鬼たちも動物だったのだろうと考えている。百鬼夜行とは、平安時代に都の中を歩いてゆくとされた化け物行列のことである。
 京の都とはいえ、当時は大きな集落という雰囲気のものだったのではないか。周りの山々とともに夜には闇に飲み込まれる。灯りもない深夜、人間達の営みが残す食料のかけらを求めたのか、あるいは鹿や猿の群れが移動したのか、ざわめきとともに闇の中を動物たちが歩き、走る。あとには定かにはわからない「荒れ」が残されている。
 なかなか圧倒的な光景ではないか。

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