2010年3月21日 (日)

ロングレンジ

肉離れのため、ここ1カ月は柔術とキックはほぼ休止。ボクシング、それもロングレンジのパンチの絞って、練習している。苦手だったパンチだが、結構改造できてきていると思う。

コーチにいろいろ示唆をもらったが、そのほかにも一流ボクサーの映像も参考にした。

特にこのテーマではシュガー・レイ・ロビンソン、ロベルト・デュラン、ナジム・ハメド、サーマート・パヤカルンといった世界王者の映像を見た。

ハメドは変則的といわれるが、私がジムで習ったストレートの射程を延ばすための練習法はまさにハメドのような打ち方をすることだった。

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2008年3月13日 (木)

KIBAマーシャルアーツクラブ オープン

お奨め 格闘技ジム 

KIBAマーシャルアーツクラブ
2008年3月個人的に今年一番のニュースといえば、2月にキックボクシングジムとしての山木ジムが23年の歴史を閉じ、女子ボクシングジムになったことだ

山木ジムは下北沢から世田谷区若林に移転した(山木ボクシングジム 会長 山木敏弘 電話03-5431-1297、〒154-0023東京都世田谷区若林1-24-4)。

 何といっても20年近く練習してきたジムだから、寂しいが、山木ジムの先輩や後輩がいろいろなところでジムを開いている。その中で、地理的に通いやすい吉祥寺のクロスポイント(会長 山口元気)で、今は練習している。

 Sh010039 この3月、また山木ジム出身者がジムを開いた。
 元MA日本キックボクシング連盟フライ級3位のランボー松風が会長を務めるKIBAマーシャルアーツクラブ。打撃を中心とした総合格闘技のジムである。

 KIBAマーシャルアーツクラブ

 住所:東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-4 幡ヶ 谷定石ビル4階

 電話・FAX:03-5371-2080

http://kibamaclub.com/cn8/index.html


松風のジムのことは山口元気に聞いたのだが、MA日本キックボクシング連盟ミドル級チャンピオンだった港太郎もインストラクターを勤めているという。しかも、所属する選手、昇侍は初代パンクラスライト級チャンピオンとなっているというから驚いた。大分前に、新宿スポーツセンターで総合の練習をしている話は聞いていたが、ジム開設とは。

 Webで見ると、まさに開いたばかりのジムのようなので、応援をかねて見に行った。京王線の幡ヶ谷駅を降りてすぐ、歩道の看板が目に入る。駅から徒歩0分。アクセスはいい。階段で4階まであがると、入口はガラス張りで、「お気軽にお入りください」というようなことが書かれている。入ると体験入門の人と見学者が1人ずついた。聞けば滑り出しは順調のようだ。

 最近はクラス指導を中心にしている格闘技ジムが多いが、個別にキックボクシング、組み技を練習できるマンツーマン体制でやっている。このあたりは、僕としてはプラス評価。会員が増えてくれば、また工夫が必要になるかも知れないが。営業時間が長いのも○。

 HPによると、

月~金曜日  14:00~23:00

土曜日     11:00~21:00

日曜日     11:00~18:00

定休日     祝日

現在、全ての時間帯に全てのコースが受講可能です。

(ダイエットクラスも同様に営業時間内ならいつでも受講できます)

インストラクターは常に在中してますので個人のレベルに合わせた

トレーニングを指導します


現在の担当は昇侍・港・Yoshimura・松風が行います」

 僕も体験で練習させてもらった。組み技も興味があるので、少し教えてもらった。ここでは柔術ではなく、道着なしのグラップルを練習している。道着は最初に買うお金が結構かかるし、練習に持っていくのにもかさばるので、仕事帰りに練習したい社会人には助かる。なかなか、魅力的なジムになりそうである。なぜか、今のところ女性の入門者が多いのだそうです。

 京王線沿線に住んでいる人には、通いやすいはず。かなりおすすめです。下の写真は昇侍選手の対グラウンドミット打ち。
Sh010043

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2007年7月 8日 (日)

2007.7.1NJKFキックとあれこれ

第10試合 メインイベント 68kg契約 3分5R
○センチャイ・ソー・キングスター(タイ/ルンピニーSフェザー級王者)
×石毛慎也(東京北星ジム/元NKBウェルター級王者)
判定3-0 (和田50-49/多賀谷50-49/山根50-49)

7月1日のNJKFのメインイベントではタイ国ルンピニー・スーパーフェザー級王者センチャイ・ソー・キングスターが元NKBウェルター級王者石毛慎也と対戦するというので楽しみにしていた。センチャイはルンピニーSフライ級、バンタム級を制した後、Sフェザー級タイトルも制した選手で身長163cm。58.97kgがリミットのSフェザー級においても小柄な選手である。リングサイドで熊久保氏(元ゴン格編集長)に聞くと、タイのほかの王者も「センチャイが一番強い」と太鼓判を押すほどの選手だという。それが68kg契約で176㎝の石井と対戦するのだ。もちろん、センチャイは68kgに体重を上げることはできないだろうから、完全なハンデマッチだが、これでセンチャイが石井をあしらうとすれば、まさに達人である。
 で、結論を言うと、期待ほど面白くはなかった。当日65kgまで増量したセンチャイは石井の技を見切り、前蹴り、ミドル、組みついては崩し、ペースを取る展開。パワー負けしないために増量したのだろうが、返って動きの切れをなくす結果になっているように見えた。余裕を持って、負けない試合をした、というのが本当のところだろう。そこで、見とれるほどの神業のような動きが出れば、「おおっ」となるのだろう。が、今ひとつ切れがなく、倒す意思も感じられない、ということになれば、「達人というのはつまらないものだな」という感じなる。
 センチャイはもう少し本来の体重に近いウェイトで調整すべきだったのではないか。
体格差のある選手をムエタイの一流に挑戦させる場合、石井のような、ムエタイスタイルの選手よりも、パワーを持ち味とするアグレッシブな選手をぶつけたほうが面白いかもしれない。

石井も及ばないながら、最後までよくやったとは思う。
NJKFの選手は、ムエタイに近い首相撲の制限がないルールでやるのだから、打倒ムエタイのハードルはより高い。K-1やRISEが首相撲を厳しく制限する意味もこうした試合を見ると、判る気がする。たとえば、桜井洋平がセンチャイと対戦するとして、ここまで組まれてしまうと、同じ結果になってしまうかも。ムエタイに近いルールで試合をしていることはNJKFの大きな特色で、魅力でもあるが、こういう場合については、特別ルールとして多少組み、首相撲の制限というものを例外的に考えてもよいのかもしれない、と思う。

もっとも、武術的な意味においては、センチャイの動きは示唆に富んでいて、ためになったが。

第9試合 セミファイナル2 肘無し 67kg契約 3分5R
○健太(E.S.G./NJKFウェルター級4位)
×イ・テウォン(韓国/E.M.Aピリアス/大韓ムエタイウェルター級王者)
判定3-0 (センチャイ50-44/多賀谷50-43/和田49-43)

ファイナルよりは健太とイ・テウォンの対戦のほうが、分かりやすい打撃戦でよかった。


第4試合 70kg契約 3分5R
×古川照明(インスパイヤード・モーション/ウェルター級3位)
○守屋拓郎(町田金子ジム/ミドル級8位)
5R 2'20" TKO (タオル投入:右ローキックで2ダウン後)

そのほかでは、第4試合が面白かった。パンチのラッシュ、コンビネーションで攻勢をかける古川に守屋はローキックを当てながら、耐える。3R以降、「もうローが効いているはずだ」、と思ってみていたが、古川の脚はなかなか止まらず、前に出続ける。ローを当てられた左足でミドルをけるとかね。とにかく、動きが止まらないのがすごい。「本当にローは効いていないのか」と思うくらいだった。それが、5Rに急にダウン。効いても、一見平然と攻撃を続けているところなどは、タイの一流どころの試合みたいだった。もちろん、守屋けり続けた守屋も立派。見ごたえのある試合だった。タオル投入も妥当なタイミングだったと思う。
 こういうのは、3回戦ではあまりない展開。5回戦の見ごたえってこういうところにあると思う。

 こういう、ローキック対パンチのラッシュというケースで5回戦になると、ローキックが有利だと思う。しかし、ローが効かない相手もいる。
2005年6月24日、MAキックでの白鳥忍対西山誠人戦ではローキックを当て続けた西山にパンチで攻めた白鳥が判定で完勝した。その時は
○白鳥 忍(高橋/全日本ライト級王者・元MA日本Sフェザー級王者)
×西山誠人(アクティブJ/J-NETWORKライト級王者)
判定3-0 (緒方50-46/大澤50-47/小林50-47)
という結果だった。ローをカットしているわけでも、逃がしているわけでもないのに、動きは少しも止まらない。どうなってるんだ、という感じでしたね。

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2007年5月16日 (水)

武術的格闘技としてのムエタイ


 5月13日日曜日、久々に後楽園ホールでキックボクシングを観戦。ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)の興行で、メインは真王杯55kg級王者の米田貴志とM-1バンタム級王者のワンロップ・ウィラサックレック戦だった。といっても大多数の人にはよくわからないんだろうな。
 現在、いろいろあって、もっともメジャーな打撃系格闘技と言えばK-1と言う感じになっていて、キックってK-1と何が違うの? という人も多いかもしれない。もちろん、K-1だってキックボクサーが出ているわけで、キックボクシングといってもいいのだけど、NJKFを含めキックボクシングの団体はいくつかあって、ここ5年ほどの間に、ルールにばらつきが出てきている。
 大雑把に言えば、ムエタイよりのルールとK-1やR.I.S.E.よりのルール。
 NJKFは今や希少価値が出てきたムエタイよりのルールの団体なのである。
 5R、肘打ちあり、首相撲からの膝蹴りあり。
 K-1は3Rが基本で、判定上パンチ、攻撃的な戦い方への評価が高く、長時間の首相撲は禁止で、首を抑えての膝蹴りが一発までといった感じ。K-1のほうが断然メジャーなのだが、こうしたアグレッシブ重視を明確に打ち出したのはR.I.S.E.のほうが先だったように思う。
 ほかに、3Rで判定をしてドローだったら、4R、5Rを回が終わるごとに判定する「サドンデスマッチ」とか「ショーダウンマッチ」とかいう延長戦方式を使う団体とか、新日本キックボクシング協会のように、肘、首相撲ありルールのままタイトルマッチ以外は3Rにする団体があったり、グラデーションがあるわけ。
 UFCやPRIDEのような、グラウンドでの打撃が認められる総合格闘技がある時代だから、かつてムエタイが「立ち技最強」と呼ばれた意味を今更考える人はそうそういないかもしれないが、ムエタイの強さの本質は、「わかりにくい」とルール上排除が進む傾向にある「首相撲」「膝」「肘」にある。これらは、剣術で言えば鍔迫り合いに当たる部分で、武器術にも通じる武術的な部分である。ムエタイという競技は、武術的な要素を絶妙に残しながら、スポーツとしても成り立っていて、格闘技としての有効性にも優れた稀有な代物なのである。ここで言う「武術的要素」というのはたとえば刃物のような武器に対応し得る技術を指している。元BBTV世界フェザー級王者の島三雄さんなんかは「前手捌き」という言い方をしていたが、打ち合いでない、「捌き」の攻防があり、そこに「武術的」な魅力はあるのだ。中国拳法の推手の経験がある人なら、あるいはこの辺の感覚は分かるかもしれない。しかし、ほとんどの中国拳法ではキックボクシングのようなパンチや蹴りでの攻防の能力はあまり身につかないのではないか、と思う。
 そういう視点で戦いを見ていると、結構面白かった。全体的な選手のレベル自体はK-1MAXが上なのだが、NJKFにはムエタイよりのルールならではの面白さがあるのだ。声援の具合を見ると、観客にもムエタイ好きが多いように感じた。
ちなみに、当日のダブルメインイベントの結果は以下のとおり。


第11試合 メインイベント 55kg契約 3分5R
×米田貴志(OGUNIジム/NJKFバンタム級王者・真王杯55kg級王者)
○ワンロップ・ウィラサクレック(タイ/WSRフェアテックスジム/M-1バンタム級王者)
判定0-2 (多賀谷48-49/高木49-49/小林49-50)

第10試合 WINDY CUP 59kg契約 3分5R
○久保優太(立川KBA/NJKFフェザー級王者)
×ファーカムワーン・SKVジム(タイ)
判定2-0 (小林50-49/高木50-50/センチャイ50-48)


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2006年8月 4日 (金)

亀田興毅のあれ

一昨日の亀田興毅のあれなんですけど、
まあ、今さらコメントしても何なんで。
というか、最初から立っていたら勝ちかな、と思っていたんですよね。まあボクシングファンなら理由はわかるでしょ。

そりゃもちろん、若者の将来を思ってのことではなく、資本主義の論理でね。
そんなすれたボクシングウォッチャーですが、
僕は優秀なボクサーはリスペクトしているので、あまりいい気はしないですね。慣れることができない。
慣れる必要もないしね。

ところで、昨日代々木近くの横断歩道で『五体不満足』の著者、乙武洋匡氏を見ました。携帯電話のGPSをみながら、電動のの乗り物で、駅のほうに向かっていましたが、乗り物の高さが結構あって、「よくこわくないな」と思った。安定性はあるのかもしれませんが。

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2006年7月 3日 (月)

ブアカーオ

6.30K-1MAXブアカーオ優勝したね。
三試合ともパンチでダウンを取り、
佐藤嘉洋戦とアンディ・サワー戦はKO勝ち。

今回のブアカーオ、
佐藤戦以外は前蹴りを使っていました。

第1試合 準々決勝(1) 3分3R(延長1R)
○魔裟斗(日本/シルバーウルフ/MAX '03 世界大会優勝)
×小比類巻貴之(日本/チーム・ドラゴン/MAX '04 '05 日本大会優勝)
判定3-0 (朝武30-28/シャルウィー30-28/大成30-28)
※3R左フックで小比類巻に1ダウン

第2試合 準々決勝(2) 3分3R(延長1R)
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ/MAX '05 世界大会優勝)
×ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/スティーブズジム)
3R 2'23" KO (2ダウン:パンチ連打)
※1R右ストレートでサワーに1ダウン

第3試合 準々決勝(3) 3分3R(延長1R)
×アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/MAX '02 世界大会優勝)
○ドラゴ(アルメニア/チーム・イッツ・ショータイム)
判定0-3 (朝武28-30/シャルウィー28-30/大成28-30)
※1R右膝蹴りでクラウスに1ダウン

第4試合 準々決勝(4) 3分3R(延長1R)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム/MAX '04 世界大会優勝)
×佐藤嘉洋(日本/フルキャスト&名古屋JKファクトリー/MAX '06 日本大会優勝)
2R 0'18" KO (左フック)
※1R右フックで佐藤に1ダウン

第6試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)
×魔裟斗(日本/シルバーウルフ/MAX '03 世界大会優勝)
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ/MAX '05 世界大会優勝)
判定0-3 (朝武29-30/シャルウィー28-30/大成28-30)
※3R左フックで魔裟斗に1ダウン

第7試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)
×ドラゴ(アルメニア/チーム・イッツ・ショータイム)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム/MAX '04 世界大会優勝)
判定0-3 (朝武27-30/シャルウィー28-30/大成27-30)
※2R右ストレートでドラゴに1ダウン

第9試合 決勝 3分3R(最大延長2R)
×アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング・オランダ/MAX '05 世界大会優勝)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム/MAX '04 世界大会優勝)
2R 2'13" KO (3ダウン:右ストレート)
※ブアカーオが2年ぶり2度目の優勝

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2006年4月11日 (火)

前蹴りを使わないならブアカーオのMAX優勝はない。

「なぜ前蹴りを使わない? 」
2006年4月5日、K-1MAXで以下の試合を見てそう思った。

第6試合 トーナメント開幕戦 3分3R(延長1R)
○ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ/ポー・プラムックジム/MAX '04 世界大会優勝)
×ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/スティーブズジム)
4R 判定2-1 (御座岡9-10/大成10-9/シャルウィー10-9)
3R 判定0-0 (御座岡29-29/大成29-29/シャルウィー29-29)

K-1WORLD MAX2004に初出場し、優勝をさらっていったブアカーオ。その攻撃と防御の要となっていたのが、前蹴りだった。前蹴りでリズムと距離を支配していたからこそ、左右のミドルも、膝蹴りも生きたのである。
 しかし、首相撲に対する規制が強くなった翌年2005年2月K-1WORLD MAX2005ジャパントーナメントでアルバート・クラウスと対戦したブアカーオは一変して前蹴りを使わなくなっていた。その結果2R、蹴りを戻し、足が揃った瞬間にクラウスの右フックを受け、膝をついてしまう。フラッシュダウンだったが、これで試合は延長戦にもつれ込み、結局、延長戦判定2-1でクラウスに勝利を奪われたのである。
 それなのに、この日のカラコダ戦でもまったく前蹴りを使わないのである。
 首相撲が許されているならば、前蹴りなしでも楽勝かもしれないが、事情は違う。K-1は2006年に入って「膠着を誘発するつかみ」に対する規制がさらに厳しくなっているのである。国際式ボクシングで鳴らしたカラコダに対して、前蹴りを使わないならば「勝ちに徹していない」との非難は免れない。
 ブアカーオはつかまない膝蹴りとミドル、時にはパンチで打ち合いながら延長判定2-1で勝ったが、決勝トーナメントでも前蹴りを使わないならば、優勝することはできないだろう。

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2005年8月 2日 (火)

キック団体よ グローブ空手に目を向けよ

J-net主催のMACH55、7月31日ディファ有明で行われた決勝戦では全日本キックバンタム級王者の藤原あらしが大方の予想通り、判定でNJKFの真二を下して優勝した。 http://www.boutreview.com/data/reports05/050731jnetwork.html

6月18日のIKUSA GP1回戦でもKO勝ちしたのは山本真弘(全日本フェザー級2位)と石川直生(同級3位)の全日本勢。 http://www.boutreview.com/data/reports05/050618ikusa.html

でIKUSA GPの後「どの団体にもいい選手はいるけど、『層の厚さ』でいえば大体の階級で全日本キックに分がありますね」 とYジムで会長に話した。すると、「何でそうなんだと思う」。

「やっぱり、新空手じゃないですか」と僕は答えた。「新空手はもともと全日本キックにいた神村さんがやっているものだし、今でも全日本とパイプはあるはず。新空手でいい選手がいると全日本キックに引っ張りやすい。空手道場だったら、道場丸ごと勧誘して、全日本キックに加盟するってこともあるでしょ。

  平谷法之(元全日本バンタム級王者)や山本優弥(全日本ウェルター級1位)だって空手道場に所属だったし、NJKF日本バンタム級王者の藤原国崇はもともと少林寺拳法をやっていた道場の所属。空手や拳法に逸材はいるんですよ。他の団体も、アマキック大会を開いたりしているけれど、他のキック団体にいる選手を引き抜くのは問題がある。

  でも、空手からの参入なら、他の団体との軋轢もない。他の団体も層を厚くしたいならグローブ空手に目を向けるべきだと思う」  

  あまり考えて言ったことではないが、自分でも、答えながら、「確かにそうだな」と思う。土浦の木村允も空手大会でスカウトされたんだし、正道会館も空手母体だし……。  で、提言したいのは、他のキック団体もグローブ空手に目を向けて、強い選手を発掘してはいかがでしょう、ということです。

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2005年8月 1日 (月)

消える動き

月刊秘伝2005年 8月号 7/14発売号 「特集 古流武術再入門科学実験で型を検証する!
黒田鉄山の「粋」に、黒田鉄山師範の動きを連続撮影したものが載っていた。

黒田師範がどういう人物かを紹介した記述を
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋すると――

黒田鉄山(くろだてつざん 1950年 - )埼玉県大宮市生まれ。武術家。振武舘(黒田道場)主。

幼少より祖父(黒田泰治)や父(黒田繁樹)から武術を学び、現在では以下の5つの流派の宗家を兼ねる。

駒川改心流剣術
四心多久間四代見日流柔術
民弥流(民彌流)秘術居合術
椿木小天狗流棒術
誠玉小栗流殺活術
「動きを消すこと」をキーワードとして武術の研鑽と研究を積み、現代最高の武術家の一人と推す声もある。

ということなのだが、実際に、反応できない動きをする人である。雑誌の取材で「遊び」という素手でのゲームのようなやり方で体験させてもらったことがあるのだが、対峙してみると、相手の手が当たるまで反応できない。
不思議な感じだった。

今回連続写真を見て、改めて「これで動かれたら、反応できないな」、と思った。連続写真を見ても、間違い探しのように、黒田師範のシルエットは変化しないのだ。肩、頭、手首、腰の位置が動作の最初から最後まで相似形のまま。
 考えて見ると、相手の攻撃への反応というのは、結構、敵影の形の変化を捉えるものなのも知れない。
 型、形そのものが技だということがよくわかるいい特集である。

 こういう人同士が戦うとしたら、お互いに相手の射程範囲、距離を外して、相手を捉えたら、ためらわずに斬る、というような、ガンマンの決闘にも似たものになるのかも知れない。
 この特集の文章は副編集長の塩澤氏だろう。『カムイ伝』の変異抜刀斬りを引き合いに出す辺り、オタク心が共鳴するものがある。

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